すごい台風でした。今回、首都圏を直撃した台風15号はファクサイと呼びます。ファクサイは、ラオスが用意した名前で「女性の名前」です。日本で言えば「良子」さんといったところでしょうか(笑)
台風の名前は、「台風委員会」(日本含む14ヶ国等が加盟)で各加盟国などの提案した名前が、あらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。準備された140を繰り返して使用(140番目の次は1番目に戻る)されますが、大きな災害をもたらした台風などがあると、加盟国からの要請によって、その名前を以後の台風では使用しないように別の名前に変更することがあります。ちなみに14ヶ国とは カンボジア、中国、北朝鮮、香港、日本、ラオス、マカオ、マレーシア、ミクロネシア、フィリピン、韓国、タイ、アメリカ、ベトナムです。140個の名前はここでは省略しますが、次に台風が発生するとペイパーというマカオが決めた魚の名前になります。
くれぐれもぺーパーと間違えないように・・・。
そもそも台風とは北西太平洋または南シナ海、インド洋に存在する熱帯低気圧のうち、最大風速が１７．２ｍ／ｓ以上のものを「台風」と呼びます。３２．７２ｍ／ｓ以上の勢力のものを特に発生した場所によりハリケーン、タイフーン、サイクロンと呼びます。仮面ライダーみたいなかっこいいネームですが、被害を考えるとそんな悠長なことは言っていられませんね。
