日本プロ野球記録の通算400勝を始め、数々の投手記録を残したカネヤンこと金田正一(かねだ・まさいち)さんが6日午前、急性胆管炎による敗血症のため、東京都内の病院で亡くなったと巨人が発表しました。86歳でした。
戦後、2リーグに分立したプロ野球を牽引し続けた大型左腕でした。1950年、愛知県の享栄商3年の夏、県予選で敗退するとそのまま中退し、国鉄スワローズ(現ヤクルト)に入団(ちなみにスワローズとは当時の特急つばめに依ります)。
17歳になったばかりの8月23日広島戦でデビュー。サヨナラ負けながら6三振を奪ったピッチングは圧巻で、その後わずか1か月半で164回と2/3を投げ8勝をマークしました。2年目からは、セ・リーグのエースとして活躍。2度の30勝を含め長い歴史を誇るメジャーでも誰もやっていない14年連続20勝の偉業を達成しました。1969年に通算400勝を最後に現役引退しましたが、その後も、その記録は不滅のものとなっています。
1973年にロッテの監督に就任、翌年はプレーオフで当時最強を誇っていた阪急(現オリックス)を下し、日本シリーズでも中日を4勝2敗で破り日本一監督にもなりました。1988年 殿堂入り。
いつも元気いっぱいの姿が印象的でした。ご冥福をお祈りします。
で、また台風が近づいているようで来週の3連休が心配です。しかも今年最強とも言われています。一体どうなるんでしょうか。
ちなみに秋台風の進路はパターンがあるそうで、日本に来る場合と大陸の方にそれる2つのパターンがあり、そのあたりも心配で、今後のニュースが気になるところです。