お笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実氏(44)が当面、芸能活動を自粛することが26日、吉本興業から発表されました。
個人会社「チューリップ」の申告漏れと所得隠しが発覚し、23日深夜に謝罪会見しましたが、2009年の会社設立以降、毎年期限内に申告せずに税務署の指摘を受けていたことや社会保険に未加入であること、個人事業主としても所得税の無申告を繰り返していたことがこの日までに判明。後手後手の対応で窮地に追い込まれました。
6月に芸能界で大騒動となった雨上がり決死隊・宮迫博之氏(49)らの闇営業問題。徳井氏のケースと同列に扱うわけにはいきませんが、初期対応のまずさが騒動を拡大させたのは同じだと思います。
徳井氏は迅速に会見を開き、謝罪をしたものの、内容がお粗末でした。納税金額を間違えて、会見直後に訂正。そして今回、徳井氏の発言を覆す新事実が週刊誌から出てきました。その場しのぎにとっさについた「ウソ」が全体の印象まで悪くしてしまう典型。宮迫氏が最初はギャラの受け取りを否定していましたが、その後、認めるなど二転三転したことを思い出しました。初めから事実をありのままに話していれば、これほどのイメージダウンは防げたかもしれません。
今回を含め、過去にも色々な問題を起こしたお笑い芸人の面々がいます。
人を楽しく、愉快にする商売柄とはいえ、対応如何で消えていく者、地位を挽回する者 様々です。やはり、初動は大切ですね。