学生の頃・・・つまり今から約40年ほど前(笑)。冬は友人と必ずスキーに行っていました。大阪から夜行列車やスキーバスに乗りスキー旅行、長野県の白馬(八方尾根)、
さて、今日、長野市民に愛されてきたある有名なスキー場の閉鎖のニュースを知りました。冬季五輪会場にもなった飯綱高原スキー場は、経営悪化で長野市が譲渡先を探していましたが、期限内に見つからず、今シーズン限りで幕を閉じることになったそうです。 常連客や家族連れが訪れる長野市営の飯綱高原スキー場。今シーズンは雪不足に悩まされていましたが、今年に入ってやっとまとまった降雪。
積雪もようやく30センチ以上となり、およそ半月遅れで昨日5日にオープンしました。ようやく本来の姿となったスキー場ですが、実は今シーズンが最後の営業となります。
1965年に長野市が設置した飯綱高原スキー場。市街地に近いスキー場として市民に愛されてきました。最盛期の1984年には23万人余りが訪れました。長野オリンピックで
里谷多英選手の金メダルに沸いたフリースタイルスキー・モーグル競技会場はここで
した。
しかし、スキー離れに加え近年の雪不足の影響で滑走期間が短くなったことで利用者は去年、2万9000人ほどまでに落ち込みました。赤字経営が続く中、設置者の市は民間の事業者に譲渡することを決め買い取り手を探していました。しかし、公募の結果、応募者がいないということで、飯綱高原スキー場は今シーズンをもって終了。55年続いた歴史の幕を閉じることになりました。
飯綱高原スキー場・宮下匡支配人の話:
「若い時からずっといたので寂しい部分はあるが、小さく、市民がメインのスキー場というのは、売り上げ的にも厳しいと考えると存続は難しい。今シーズンも良いコースを提供して安全に滑ってもらえるように努力します」。
長野市は今シーズン終了後、スキー場に植樹をして元の姿に戻し、国へ返すことにしています。
植樹のイメージ ↑
ちなみに今シーズン、長野県では43か所のスキー場が暖冬で雪不足らしいです。
今後も深刻な状況は続く見込みのようです。これも時代の流れなのでしょうか