新型コロナウイルスの感染拡大でマスクの品薄状態が続く中、静岡県の県議会議員が
インターネットオークションサイトにマスクを大量に出品し、高額で落札されていたこ
とが7日、わかりました。当氏は取材に対し、「在庫品を出品しただけなので転売には
当たらず、問題はない」としています。
当氏によると、2月中旬から1セット2000枚のマスクをネットオークションに40
回以上出品し、1回あたり10万円前後で落札されていました。
当氏は以前、貿易会社を経営しており、数年前に仕入れたマスクの在庫が大量にあったといいます。オークション出品時は1円からスタートしていたといい、
「価格は市場に決めてもらっていたが、不快な思いをした人には申し訳ない」と話して
います。
たしかに在庫品を売るだけなので、悪質転売とは言えませんが、問題は数年前のマスク
を今、なぜこのタイミングで出すのかということ。しかも、これはネットオークション
の常識になっていますが、「間違いなく人気になるものは1円スタートのほうが値上が
りし易い」ということを知った上での出品だと捉えられてもしかたありません。
こういうところで行動力を発揮されてもと思いますね。
ちなみに座右の銘が「人間万事塞翁が馬」というから出来過ぎですね(笑)。
来週の14日から価格に関わらず、マスクの出品が出来なくなるそうで、今、オークショ
ンへの大量のマスクの放出が始まっているようです。転売屋ーを戒めるために13日まで
それらの購入を控えようとする運動もあるようです。転売撲滅のため頑張って欲しいも
のです。