2月12日に開催された全豪オープンの3回戦で、体に止まった蝶を
大坂なおみ選手が救助した一幕がありました。
大坂選手はこの試合でチュニジアのオンス・ジャバー選手と
熱戦を繰り広げていましたが、観客席からの
「ナオミ、足に蝶が止まっているよ!」という声に驚いたように足を止めました。
大坂選手が手を伸ばすと、足に止まっていた蝶は離れましたがすぐ戻ってきました。
すると大坂選手は蝶を手に乗せて、コートの外にある箱に運びました。
しかし、蝶は大坂選手から離れるのを拒否するかのように、
再び戻ってきて今度は大坂選手の顔(鼻)に着地。
それでも大坂選手は嫌がるそぶりも見せずに、顔に止まった蝶を
手で優しくつかんで元に戻しました。
大坂選手の優しい行為に対して、会場にいた観客たちは大きな拍手。
大きな拍手(イメージ)
今回の全豪オープンの試合では、イタリアのヤニック・シナー選手も
コートに止まった虫をラケットですくって話題になっています。
試合は6-3、6-2のストレートで大坂選手が勝利しました。
真剣勝負の最中で何となくほっこりしますね。
ちなみに迷い込んできたチョウチョウは画像からはベニシジミだと思うんですが、
オーストラリアでは珍しい種類ですね。まさに勝利のバタフライですかね。