女優の岡江久美子さんが急逝されました。
謹んでお悔やみ申し上げます
ところで、志村けんさんの訃報の時と同様、マスコミは追悼番組が早いですね。
新型コロナウイルス肺炎は未知の感染病と言う事で通常の葬儀という形は
とれないと聞きました。たしか、亡くなられたのが、木曜日の早朝。
追悼番組は翌日から放送が始まりました。
岡江さんが自宅に無言の帰宅(適当な表現が浮かびませんが)をされたばかりで、
ご家族の悲しみはいくばかりかと察します(現実として受け入れられない)。
日本には古くから喪に服すという言葉があります。
これは、近しい人が亡くなった際、一定期間、その人の死を悼み、
つつましく暮らすということです。
遺族には故人を思って、涙を流したり、悲しんだりするこの時間が必要ということが
経験からわかっていたのかもしれません。
また、お葬式の後に執り行われる初七日や四十九日などの法要、
一周忌、三回忌と続く年忌法要にも、実は悲しみを和らげる役割が
あると言われています。
故人を知る人々が集まって、故人の想い出を語り合い、
悲しみを共有することで、悲しみも少しずつ癒されるというわけです。
私個人の意見としては、岡江久美子さんを偲ぶのなら
四十九日まで待てとは言いませんが、ご家族のためにせめて
初七日くらいまではそっとしておいてあげたいなという気持ちです。
翌日での追悼番組はあまりに早すぎます・・・・。
最後に大和田獏さんと娘の美帆さんのコメントです
今はただ残念で信じがたく、悔しくて悔しくて他は何も考えられない状態です。
どうかそっと送って頂きたいと願っています