風野ゆうの素朴な疑問と一本勝負

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東京五輪の花形種目が開催都市以外の都市で開催の屈辱

 

2020年東京オリンピックの競技会場が変更になりました。オリンピックの花形競技のマラソン競歩の二種目です。IOCの突然の決定(選手の健康面への配慮)や開催都市としてのプライド、日本陸連などの軽視など、混とんとしていましたが

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下記の四者会談により、東京→札幌への決定に至ったものです。

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そして、この札幌での開催。小池百合子都知事が最終的には折れた形。合意なき決定と会見では口惜しさをにじませました。札幌開催への追加費用は都には負担させないとの条件ですが都としては、追加費用どころか、今まで対策してきた費用や都民の落胆分の費用をもらいたいぐらいの思いでしょうね。札幌としても無理に来てもらったわけでもないので費用負担はあり得ないでしょうし・・・・。

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ところで2020年東京オリンピック(五輪)のマラソン競歩の札幌開催が確実となり、大会組織委員会は販売済みのチケットの扱いに頭を悩ませているそうです。「抽選を行った経緯を踏まえ、丁寧に検討する」と基本的に払い戻しに応じる方針です。

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しかし、高い倍率をくぐり抜けて当選した人の反発は必至で、具体的な方法はまだ発表されていません。一般的には払い戻しですが、チケットの内容に関して問題があるそうです。ちなみに皇居外苑が舞台の競歩はチケット販売自体はありませんでした。調べてわかりましたが、同じところを25周もするのはつらいですね*1。頭が下がる思いです。

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会場変更に対し、インターネット上では「チケットどうなるの」「詐欺だ」と当選者の困惑や憤りがあふれます。組織委の森喜朗会長は個人的な考えとして、札幌開催でも観戦を希望する当選者に優先的に割り当てる案を示しますが、旅費や宿泊費は自己負担となるため、東京からの観戦は日程に余裕がないと、他の都府県からの観戦者も含めて訪れるのは難しいと思われます。実際に海外客も来るわけですから札幌での宿泊者の宿泊施設での収容度合いも気になるところです。

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来年8月9日に1種目だけ実施される予定の男子と違い、複雑なのが同2日の女子です。整理してみると下記のようになります。実はマラソンの観戦チケットが下記とセットになっているらしいのです。

 

日時: 8月2日(日) 6:00 - 12:00

会場: オリンピックスタジアム

 

つまり、払い戻しには次のパターンが予想されます。

1.単純に全額払い戻しを受ける。

2.札幌開催でのマラソン観戦を希望する(マラソン以外の競技分を減額か)

3.他競技分の観戦を希望する(マラソンの観戦分を減額か)

 

しかしながら、札幌観戦に伴う旅費等の負担や競技の観戦価格の割り振りなどに不公平感が起きるなど問題は山積しています。選手の方も一年を切ったこの段階での変更に選手からも怒りや失望感が伝えられています。

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おもてなしの心で誘致したことも改めて思い起こし、素晴らしい大会にしてもらいたいものです。

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そうそう、男子マラソンの方は他競技とかぶりませんが、当日の20時からの閉会式は札幌から東京へと選手、関係者とも慌ただしいでしょうね。しかも、日本はお盆休みのスタートになるので、千歳発の飛行機など一般の旅行者にも影響がありそうです。

 

閉会式 日時: 8月9日(日) 20:00 - 23:00

会場: オリンピックスタジアム
 
そもそも暑さ対策は何だったんでしょうね。↓

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*1:+_+