沖縄の日本復帰から50年が経ちました。当時の佐藤総理大臣とニクソン大統領
オンラインで式典に参加された天皇、皇后両陛下
今の日本人、特に50歳以下の人にとってはあまりピンと来ないでしょうか。
今では観光地の上位の常連の沖縄が50年前までアメリカの統治下にあって
出入国も制約がありパスポート(身分証明書)が必要でした。
使用通貨も円ではなくドル、交通ルールも車が右側通行していたなんて
想像できますか。切り替え時はとても混乱したそうです。
当時小学6年生だった私も言葉だけは耳にしましたが、内容については
そこまでは深く意識していませんでした。当時の関連する出来事として
琉球切手のブームがあった事を覚えています。沖縄は琉球という名称で
統治されましたが、通用通過が違うために復帰まで独自の切手が発行されて
いました。最初はソテツをイメージしたもの、最後が復帰を祝う記念切手です。
沖縄返還協定批准記念・・・その時初めて「批准」という言葉を知りました。
私の記憶では高騰する琉球切手が投資市場で売買される状況を目の当たりにしました。
3年前に火災で多くを焼失した沖縄の首里城のシンボル守礼門の描かれた
数十円程度の切手が当時4000円まで上がったのを記憶しています。
それから13年後、1985年、私は沖縄の地に足を踏み入れました・・新婚旅行で(笑)。
当時お世話になったJALパックって今もあるのかな